あなたの歯の悩み、
解決できないと思っていませんか?
- 神経を取った後、根の先で膿が出来てきた
- 神経を取った後も痛みがなかなかとれない
- 「神経を取ってしまった歯は寿命が短い」と言われて悲しくなった
- 神経が死んでしまった歯が黒ずんできた
- 言われるままに神経を取ってしまい、後悔している
虫歯が深く進行してしまい、
・ 噛むと歯に痛みが走る。
・ 夜に歯がズキズキ痛くて眠れない。
このような状態になった場合、皆さんは歯科医に慌てて駆け込まれたことがあるかと思います。
虫歯菌が歯の神経に侵入して、痛みがある状態を「歯髄炎」とよんでいます。
歯髄の炎症をとるために、歯髄を取ることも治療の一つです。
これ以上、虫歯菌が骨の内部まで侵入してこないように、歯の内部を無菌状態にするためにも、菌に感染してしまった神経を取る治療を行います。
これが神経を取る理由になりますが、問題が完全に解決したわけではありません。下の図をご覧ください。
出典:RD歯科クリニック https://www.rdshikaclinic.com/pulp-regeneration/#a02
図(RD歯科クリニックHPより)を見てもらうとわかると思いますが、歯髄=歯の神経を取ってしまうと、一定の確率で根尖性歯周炎等が起こってまいります。
一般的に、神経を取った後の課題はあまりフォーカスされずにいるため、 歯が痛ければ病気、痛みが無ければ健康、と考えてしまいがちになります。
痛みをどうにかしてほしくて、神経を取ってもらい、痛みが収まると治った、というように感じてしまいがちかと思います。ですが、神経をとったから治療が終わりというわけではなく、 本当は時限爆弾のように抜歯へのカウントダウンが始まっているかもしれません。
これまでの歯科医療の発展は、削る機械の進歩、詰める・かぶせる材料の進歩、入れ歯やインプラントなどの、さまざまな人工的な材料の進歩が中心でした。
その進歩は、歯医者に行けば行くほど、どんどん人工的な材料が口の中に幅をきかせていく治療であったため、虫歯の再発率が高く、いずれ再治療を行うケースが多くなっていました。
ですが、これまでの歯科治療の流れを全く別の方向に覆す治療が生まれたのです。 無機質な人工物を極力使わずに、元の健康な歯の状態に近づけていく。
それが歯髄再生治療です。
歯髄炎になってしまうと、これまでの医療では歯の神経を取ることしか解決方法がありませんでした。
歯髄再生治療を活用することによって、歯髄炎の治療のため取り除いた神経を再生することが出来るようになりました。
歯髄とは、象牙質の内側にあり、歯髄は象牙質を作り続けており、歯髄と象牙質は一体のものという考え方もあります。 また「神経」という呼び名があるのは、強い歯痛を知覚させるためで、一方で血管があることから歯に栄養を送っています。 さらに歯髄は、虫歯の進行を抑制したり、穴を開けて進軍してくる虫歯菌に対して、内側から象牙質を作って、自ら歯髄を守ろうとする役割も担っています。 この歯髄が壊死を起こしたり、治療でとってしまうと、これらの機能を失ってしまいます。
歯髄をとってしまった歯に、もう一度歯髄を蘇らせることが可能なのが「歯髄再生治療」です。 治療は、ご自身の親知らずや乳歯、あるいは矯正治療で不要になった歯を抜歯して、その抜歯した歯から「歯髄幹細胞」を取り出し、培養、神経を失った歯に移植を行います。
移植後は根の先の方から少しずつ再生が始まり、歯髄、象牙質が徐々に蘇ります。
神経(歯髄)を再生したい、
自分の歯を長持ちさせたい、
歯髄再生について詳しく聞きたい
という方は、お気軽にお問合せください。
親知らずや乳歯、あるいは矯正治療で不要になった歯などの不用歯を抜歯し、抜歯した歯の中から歯髄幹細胞を採取して培養します。培養して数を増やし、移植が可能になるまで1ヶ月半ほどかかります。
治療歯に対して事前に精密な根管治療を行い、無菌状態にします。ラバーダム、マイクロスコープ、ロータリーファイルなどはもちろんのこと、様々な工夫をした根管治療を行います。 無菌になったかどうかは、プラディア培地などで確認いたします。
歯髄のあった場所である根管内に、培養した歯髄幹細胞を移植します。
移植する際に重要な遊走因子G-CSFを入れているため、歯の周囲組織から在来幹細胞が根尖孔から根管内に入ってきます。
血管の新生、神経の伸長、そして歯髄の再生が促されます。
さらに象牙芽細胞が出現し、象牙質が形成されていきます。
開業以来、できるだけ歯を抜かないことを目標に治療内容を構築してまいりました。
そしてこのコンセプトを体現することができる治療が、歯髄再生治療です。
再生治療用の細胞調整室、歯科用CT、マイクロスコープ、カウンセリングルームなど完備。
医療内容、費用については口頭のみの説明だけではなく、事前に文書でも歯の画像を含めた資料をお渡しいたします。
完全予約制をとることで、時間的にもスペース的にも余裕を持って治療を行います。
また、歯科医師もスタッフもお一人お一人の患者様に集中することができます。
診察室で使うすべての水を20ppmの次亜塩素水にすることにより、細菌、ウイルスの入り込む余地を無くしています。
医療機器・医療器具は、滅菌をはじめ徹底した感染対策を施しています。
歯髄再生治療について、なるべく詳しく説明いたします。
簡単なレントゲン検査を行います。
ご不明点がございましたら、遠慮なくお尋ねください。
歯髄再生治療に必要な検査(歯科用CT、歯周病菌検査など)を行います。 精密検査は、治療歯や親知らずなどの形態把握、また口腔内の細菌検査が必要です。
精密検査費用:11,000円(税込)
治療のために、全身の感染症有無の確認が必要です。主にかかりつけの医療機関で血液・尿検査を受けていただきます
治療計画書は、厚生労働省に提出した詳細な資料を中心にご説明させていただきます。
ご質問をお受けし、お支払い方法を含めご納得いただけましたら、同意書にサインをいただきます。
親知らずなどの不用歯を抜歯します。
専門機関にて抜歯した歯から、歯髄幹細胞を採取し、培養します。
根管内を無菌状態にし、培養した歯髄幹細胞を移植します。
症状を確認しながら、経過を観察します。
経過が良好であれば、クラウンのセットや、レジンを充填し、治療は終了です。
歯髄再生治療費 | |
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前歯、小臼歯(1根管)の場合 | 880,000円(税込) |
小臼歯(2根管)の場合 | 990,000円(税込) |
大臼歯(3根管)の場合 | 1,100,000円(税込) |
大臼歯(4根管)の場合 | 1,210,000円(税込) |
<その他>
以下の費用が追加で必要となります。
感染症検査 1回以上(他の医療機関へお支払い)
MRI検査 1回以上(他の医療機関へお支払い)
血液検査および尿検査 各2回(他の医療機関へお支払い)
最終補綴 クラウンや充填など(当院へお支払い)
※その他処置の内容によっては、追加料金をいただく場合がございます。
その際は事前に説明をさせて頂きます。
<お支払い方法>
現金、クレジットカード、銀行振り込み、各種電子マネーに対応しております。
歯の神経(歯髄)を再生し、自分の歯を長持ちさせる
医療法人社団ゆめらいふ 新宿三丁目北歯科 (第2種再生医療等提供医療機関)